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沈黙入門 [本棚]

最近、ぜんぜん出歩いておらず更新ネタがありません。休日はお茶とPCと本があればいつの間にか一日が終わっております(爆)
だもんで、更新の頻度を上げるためにも読んだ本のことでも書こうと思います。

とはいえ、自分が本をまともに読み始めたのは確か23,4歳のころからで本の批評ができるほどの読書通でもありません。っと、ことわったうえで。
お暇ございましたらお付き合いくださいませ。



自分が本を読み始めたのは友人のホームページで読書をすすめるページができたから。と、いたってシンプル。
いざ読み始めれば実は読書って実にエキサイティング!著者の経験、葛藤や苦悩、ノウハウや思考法、読者に対するアドバイスなどなど、なにかしら良い1冊に出会えれば、その瞬間からなんとなく自分の言動が変わっていくもの。変わる必要が無いもう固まった人には不要のものかもしれませんが。

今回はこの本↓について書いてみようかと思います。


沈黙入門 (幻冬舎文庫)

沈黙入門 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 小池 龍之介
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/08/05
  • メディア: 文庫



いままでに読んだ本のなかで一番自分に変化をくれた1冊です。
恥ずかしながら、自分は結構、毒が強めの批評家タイプでした。親に対して、あるいは会社に対して、あるいは上司、先輩、国や政治家、メーカーやらブランドにやら、とにかく何でも、あれがこー良くて、それがあーダメでと。まー、鼻持ちならんヤツでした。はい。

批判をすることで『それを批評できるわたしってセンスいいでしょ』っという裏メッセージ。思い出しながら書いてるので原文とはちと違うかも

いやー、刺さった。さっくりと。言われてみれば図星だもの(苦笑)


過去の自分の話、仕事のやり方に不満を持ち、不平を言い、誰も何もしてくれないから怒りのエネルギーでもって自分で動いてみる。思いのほか強力な怒りのエネルギーなら意外とその場は何とかこなせてしまったりする。しかし、強力なエネルギーを得た代償のごとくその後のモチベーションはなかなかあがらない。そして何かしらにまた不満を持ち、またブワッと動いて、前より小さくシュンっとしぼんで・・・な感じのスパイラル。
何を見て不満を感じていたかといえば自分以外の誰かに対して。それに対しての行動だからほんとキリが無くてまいちゃった。結果、大して動けもしないし。

あたふたと周りに影響されて、お得意の自分論を振り回し、結果、言うほどの成果も挙げれない情けない自分を見つけれた本。
誰かに面と向かって言われたら立ち直れないかもしれないけど本なら読める不思議。人間ならこの本を読んであ痛っと思うところの一つや二つ。・・・十や二十?はあるんじゃあなかろうか。まあ、ワタクシは・・・山盛りありましたとも。

今、どんな感情に引っ張られているのかをよくよく観察してみると同じものも違って見えるもんなのね。

手元においといて、何気にめくったページを読んでみると『薬』になる本。
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