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ザ・ゴール [本棚]

ちと、大きな本屋に行けばシリーズすべての在庫がおかれ、アマゾンのレビューも大盛況。知ってる人は当たり前として知ってる一冊。
しかし、本流をなぜか避けたがる自分は読まずにいた一冊でもあります。今の会社の社長に入社前に読んでおいてほしいと言われ読んでみたらこれまたガツンと頭にインパクトをいただけたしだいです。







ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

  • 作者: エリヤフ・ゴールドラット
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2001/05/18
  • メディア: ペーパーバック



十数年前に書かれたとは思えない新鮮なインパクトをもらえたと思います。自身が聞かされ、思い込んでいた常識は求める結果と得る結果を見比べれば理にかなわない行動、考えをしていたこを気づかされました。
読めば確実に生きる知識になること請け合いです。そういう意味ではこの本を自身が経営する会社の社員に読ませるというのはとてもいい考えだとも。

製造業あるあるからの問題点を主人公の葛藤ともに解決に向かうプロセスは特に読む努力を払わずともいつの間にか本の分厚さを気にせず読みきってしまえました。
と、同時にアメリカの雰囲気をすこし味わえたりもしました。ハービーいつの間にかボトルネックの代名詞になっとるし、ジュリーもうちょっとなんとかならんのか(笑)

著者の編集者の情熱がこめられた1冊を読んだ人が直接、何時間話したところで内容の10分の1も伝わるはずも無いし、お手軽に誰かしらのレビューやら概要やらを読んで知った風な気分になることは簡単ではありますが、そんなことでは伝えきれないものを本を薦めるということで共有できる素敵さ。
週一回の朝礼で30分、一時間、語られるより俺が言いたいことはつまりこれだ!と1冊差し出されたほうがいいわけで。できれば本を読んだ上でその内容にあった会話もできれば理解度も引き上げてもらえてベリーベスト!・・・まあ、読まない人のほうが多いから朝礼の長話は仕方ないか(笑)

実際、この本で語られる常識は世の中で常識になってないことからも読まない人が圧倒的多数。ただただ、もったいない。そう強く思わせる1冊。

共有するという意味では本とゆーツールはこれ以上ない一品じゃあなかろうか、画像や動画も短時間かつある程度深い理解度の物事を伝えるためには強力なツールではあると思うのですが多少時間はかかれど、読書で共有できる深さには到底及ばん気がします。そう考えると読書友達ってなんか素敵やん。

自分も誰かに薦めれる1冊を持っていたいもんです。
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まっどだいまる

うちでも数人に読ませたのですが理解できたのは一人(管理職女性今は産休中)のみ。今どきの人たちは本を読まないし家庭・子供がある人は忙しすぎて読めないみたいです。
しかしいい人のところに就職できましたね。つくづく思います。ヨシアキさんもかなりあなたに対して好印象のようなので頑張ってくださいませ。
by まっどだいまる (2013-05-09 15:58) 

子午線ライダー

まっどだいまるさん

つい最近まで自分も読まない人でした(笑)自身が変わる覚悟というか、面白さに気づいてからは本がすこぶる面白くなりました。
いい人ですね。たしかに。ああいいう生き方もまた別な覚悟がいるように思います。何かと勉強させてもらってます。がんばります。
by 子午線ライダー (2013-05-28 20:42) 

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