旬の物を。

昨日焼いた生地は結局、今朝、フィディングをつめて焼きました。

ビワと桃。

ほんとのところ、この前焼いたチーズに定番のブルーベリーの組み合わせが試したかったんですが、いかんせん生地が思い通りの成形性を得れなかったのでアーモンドクリームとフルーツをあわせて焼く方にシフト。

食べごろは明日か、明後日か・・・。この手の物は焼きたて、出来立てが一番？っと、思ってはいましたが、実際の所、１～２日寝かした方が美味いです。

と、言いますのは焼きたての状態は素材それぞれのテンションが非常に高く、我が！イヤ我が！！っといった主張の激しさが裏目に、なにがなにやらわからなくなっちゃう。
時間を置いて、素材が落ち着いた辺りがそれぞれの味の調和が楽しくて、おいしい！

実際に、以前イチゴとアーモンドクリームを一緒に焼いて焼き立てを食べてみた時は酸味が際立ち、大失敗をしたと思ったのですが、１日置いて食べてみた所、イチゴの甘みが周りのクリームに染み込み、とてもおいしくなっていました。染み込んでない所はそれはそれの味がしておいしいし。
落ち着きや調和ってなんか個性をスポイルするようなイメージですが、結局の所、イチゴはイチゴなわけで、他の素材との調和こそが個性を際立たせる！なんて思うわけ。完全にかき混ぜずに、ムラがあるとゆーのも演出のひとつ。

小麦を米を楽しみたいなら、パン、ごはんの焼きたて、炊き立てに近いのが一番美味い！それは間違いないのだけれど、いろいろ混ざってくると僕にとっては話が違ってくる。アッツ！アッツ！のスープや味噌汁、炒め物に揚げ物。別に格段に美味いものなんてどこにもない！案外、ぬるい方が美味いじゃない！あっついもんを喰った！！そんな達成感！！に酔ってやしないか！！ねえ！？・・・どーでもいいか。そんなこと。

今日焼いたタルトの楽しみは明日以降に。今日は今から会社に行って、卓上ボール盤、卓上バンドソーの台でも作ってきます。