ML3ってどんぐらい削れるんだ? [工作室]
最近、一週間が駆け足で過ぎていく感があります(汗)
時間って効率よく使えばつかうほど短くなっていくように感じるもんでしょうか?以前に過ごしていた一時間と、今、過ごす一時間の質がすこしづつ変わってきた?っと、感じ始めた今日この頃。前にも増してなにかと人生を楽しんでいけそうな予感が・・・。
そんな楽しめそうな内のひとつ。切削加工。
その中でもまだまだML3の能力的なものをいまひとつ把握し切れていないのでちと試してみます。
とりあえず今回は次やるつもりで予定してる加工で使う刃物と同じ素材(A5052)を使ってどん位、切れるのかを試してみようと思います。
左からOSGのハイスノンコートφ12ラフィングエンドミル、同じくφ8、モノタロウの超硬シャープタイプ4枚刃φ6、アングルエンドミル90°ハイスφ10。
とりあえずφ12ラフィングから・・・。
切削速度はノンコートのハイスでアルミだから30m/mnくらい?として(30×1000)÷(π×12)=795,77.....
800回転で行きましょう!
送りは1刃あたり0.05mm位にしとくとして、4枚刃だから800×0,05×4=160mm/min
なんとなく・・・F150くらいで!
でこんな感じです。
溝切削で1mmずつZの切込みを増やしていきましたが切り込み7mmでも不安な音等はなく、想像以上ににストレスなく削れてしまいました!!うれしい誤算・・・卓上機だって趣味レベルなら十分実用範囲!
同じ感じでφ8も条件を設定し、ガンガン削っていたところ・・・!
切り込み5mmの切削中、不穏な音!急いで中断確認した所、ご覧の有様。切子が刃と刃の間のポケットに詰まって固まってます。こーなってしまってはもはやただの棒。切れるはずがない状態。
で、このあと大誤算。切子をニッパでほじくり出してたら刃先を欠いてしまいました(大泣)
もう、このエンドミル側刃しか使えません。・・・あぁ。
まあ・・・気を取り直してモノタロウ超硬エンドミルに行きましょう!
アルミで超硬の組み合わせの切削速度だとML3のMAX回転数2500回転を大幅にオーバーしてしまうので回転数は2500回転で行きます。仕上げを想定してますので1刃あたり0.02mmで。
2500×0.02×4=200mm/min
厚さ8mmの側刃切削です。
結構いい感じの面が出たんですが・・・切込みが多いとビビッてました。切り込みは0.5mm以下で使おうと思います。仕上げなので十分な切り込み量かな?やはり切削速度が足りてないのか切削抵抗が大きいような気がします。
面取りは・・・取り代が少ないので切削速度を35m/minで削ってみました。
いいねぇ!いい面取り!!
総括!
日が落ちてからの最近の集中力の低下はかなりの落差が!気をつけよう!!
剛性に関してはなんら手を加えてないML3だがかなりつかえる!!
アルミの溶着怖い!クーラントを導入したい!!
ダンボールガードメンドイ!ガードの早期設置を!!
以上!
条件等の出し方、公式の類は切削加工系の本になら、たいがい載ってます!!
時間って効率よく使えばつかうほど短くなっていくように感じるもんでしょうか?以前に過ごしていた一時間と、今、過ごす一時間の質がすこしづつ変わってきた?っと、感じ始めた今日この頃。前にも増してなにかと人生を楽しんでいけそうな予感が・・・。
そんな楽しめそうな内のひとつ。切削加工。
その中でもまだまだML3の能力的なものをいまひとつ把握し切れていないのでちと試してみます。
とりあえず今回は次やるつもりで予定してる加工で使う刃物と同じ素材(A5052)を使ってどん位、切れるのかを試してみようと思います。
左からOSGのハイスノンコートφ12ラフィングエンドミル、同じくφ8、モノタロウの超硬シャープタイプ4枚刃φ6、アングルエンドミル90°ハイスφ10。
とりあえずφ12ラフィングから・・・。
切削速度はノンコートのハイスでアルミだから30m/mnくらい?として(30×1000)÷(π×12)=795,77.....
800回転で行きましょう!
送りは1刃あたり0.05mm位にしとくとして、4枚刃だから800×0,05×4=160mm/min
なんとなく・・・F150くらいで!
でこんな感じです。
溝切削で1mmずつZの切込みを増やしていきましたが切り込み7mmでも不安な音等はなく、想像以上ににストレスなく削れてしまいました!!うれしい誤算・・・卓上機だって趣味レベルなら十分実用範囲!
同じ感じでφ8も条件を設定し、ガンガン削っていたところ・・・!
切り込み5mmの切削中、不穏な音!急いで中断確認した所、ご覧の有様。切子が刃と刃の間のポケットに詰まって固まってます。こーなってしまってはもはやただの棒。切れるはずがない状態。
で、このあと大誤算。切子をニッパでほじくり出してたら刃先を欠いてしまいました(大泣)
もう、このエンドミル側刃しか使えません。・・・あぁ。
まあ・・・気を取り直してモノタロウ超硬エンドミルに行きましょう!
アルミで超硬の組み合わせの切削速度だとML3のMAX回転数2500回転を大幅にオーバーしてしまうので回転数は2500回転で行きます。仕上げを想定してますので1刃あたり0.02mmで。
2500×0.02×4=200mm/min
厚さ8mmの側刃切削です。
結構いい感じの面が出たんですが・・・切込みが多いとビビッてました。切り込みは0.5mm以下で使おうと思います。仕上げなので十分な切り込み量かな?やはり切削速度が足りてないのか切削抵抗が大きいような気がします。
面取りは・・・取り代が少ないので切削速度を35m/minで削ってみました。
いいねぇ!いい面取り!!
総括!
日が落ちてからの最近の集中力の低下はかなりの落差が!気をつけよう!!
剛性に関してはなんら手を加えてないML3だがかなりつかえる!!
アルミの溶着怖い!クーラントを導入したい!!
ダンボールガードメンドイ!ガードの早期設置を!!
以上!
条件等の出し方、公式の類は切削加工系の本になら、たいがい載ってます!!
絵とき「フライス加工」基礎のきそ (Mechanical Engineering Series)
- 作者: 澤 武一
- 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
2012-04-07 20:19
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コメント(2)
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先日(といってももう1カ月半くらい前ですねw)のマウンテンでは、楽しくお話させていただきましてありがとうございました。
NCフライスの自作とは、すごいですね!使う立場の人間としてはアタマが下がります。
もしよかったら、会社で使ったあとの中古でしたらエンドミルが色々ありますから差し上げましょうか?何φまでのシャンクが掴めるかお教えいただければ送りますよ~
by もなか (2012-04-14 15:34)
>もなかさん
お久しぶりです。
フラっと寄った名古屋の喫茶店で加工系のマニアックな話に花が咲くとは思いもよらず(笑)チタンヘラのお土産まで頂いてこちらこそありがとうございました。
あれ?というかブログ書いてるっていってなかったような?もなかさんもブログかいてるんですね。って、単管(笑)またちょくちょくお邪魔させていただきます。
中古エンドミル!!ほ、欲しい・・・。いや、でもチタンヘラまで貰ってエンドミルまで・・・φ16までつかめます!←コラ!
by ケロ (2012-04-15 06:50)