自家アルマイト実践。 [工作室]
前回の更新からさらさらと時間は流れ、約半年ぶりの更新です。なんと言うか・・・お久しぶりです。
これから、またちょくちょく書いてくつもりであります。そんなわけでおヒマな時にでもまた見に来てください(笑)
いつ頃だったか自家アルマイトができちゃうということを知り、ちょっと調べました。流石はネット社会。あっという間に情報収集は完了しました。なるほど、確かに自家アルマイトは可能なようです。・・・が、
必要な物資の中に希硫酸、酢酸ニッケルなるものが・・・。
ん~。って感じです。
酢酸ニッケルってなんですか?希硫酸(あるいは硫酸)って一般人が手に入れれるんですか?ってな具合で必須アイテムの入手の段階でげんなりする感じでして、ま~そのうちに~・・・。っと、思っていたところ!!
いつのまにやらオリジナルマインド社からアルマイトキットが!!
http://www.originalmind.co.jp/products/as
渡りに船とはこのことか!・・・が、値段がねぇ。すこし悩む。
・・・結論からいうと買ったんですけどね。
だってね、楽だもの。キットと名のつくすべてが。うん、そういうの大好き。
先週中ごろキットが届き、昨日試してみました。オリジナルマインド社の説明書どうりに作業を進める。・・・だけ。
とりあえずそこらに転がってた、A2017とA5056の端材を実験台に。
上がA5052下がA2017。
シュワシュワと泡が立ち、なんともあっけなく上手くいきそうな雰囲気ぷんぷん!アルマイトがかかりにくいとされるA2017の方がシュワシュワしてる不思議。
まあ、案外あっさり出来そうな感じが漂ってきたので作った部品にアルマイトをかけるべく準備を開始。
染色処理や、封孔処理なのもあるのですが画像を撮り忘れました。そんなわけで・・・ハショります(爆)
そんなわけで自家アルマイト処理完了!
右からA2017(黒)、A5056(黒)、A5052(黒)、A6063(青)です。
どういうわけか、普通にA2017にもアルマイトがかかったような感じです?2000系はアルマイトかからないとの前評判だったのですが・・・。
もしかすると5000系の端材をA2017と勘違いしたのかもしれません。ワタクシの事だから大いに有り得ます。ですが泡の出方は5000系とは明らかに違いましたし、我が家にはアルミ丸棒は今のとこ5000系と2000系しかないはず・・・。
まあ、それはまた検証するとして次につながる良き失敗をご紹介!
1本の同じ材料から切り出した物から削りだした二つのパーツ(大きい方)。材料は一緒。同時に電解液につけたので条件も一緒。なのに明らかに色の染まり方が違う。
これはおそらく、一個は3つのねじ穴にアルミ線の接点を取ったのに対して、途中めんどくさくなってもう一個の方は2つのねじ山からしか取らなかったのが原因かと思われます。
加えて、針金にちょこんと付いてる小さい方の部品は表面積に対してアルミ線の接点が多いためかより濃く色が入ってます。
そんなわけできっちりと電気が流れる道を確保してやらねばならん!と今回のまとめ。
今回ちと残念な物も出来てしまいましたが、それは自分が使う物だったので無問題。
真ん中の黒いヤツは頼まれ物だったんですが綺麗に出来たので結果オーライ。
そこら辺を踏まえて次回施工します!
青いのはCNCフライスのバックラッシュを小さくしたいが為に製作したステッピングモーターを取り付ける為の物です。
まだ動かしていませんが、カップリングがくるくる回るのが見えてカッコいい予定。
ベアリングホルダー(黒いヤツ。材料はS45C)も製作しました。ダブルベアリング仕様でバックラッシュ低減を目指してます。これら二つのパーツは本職用の高剛性、高出力、高精度の汎用機(旋盤、フライス)を借りれる機会があったので製作した物です。卓上機でも作れるとは思いますが、卓上機で作るならもっと製作が楽に出来る形を取ったと思います(笑)本職用の汎用機は製作の難易度をガンっと落としてくれました。
またコツコツ更新していこうかと思いますので、よろしくお願いします!
これから、またちょくちょく書いてくつもりであります。そんなわけでおヒマな時にでもまた見に来てください(笑)
いつ頃だったか自家アルマイトができちゃうということを知り、ちょっと調べました。流石はネット社会。あっという間に情報収集は完了しました。なるほど、確かに自家アルマイトは可能なようです。・・・が、
必要な物資の中に希硫酸、酢酸ニッケルなるものが・・・。
ん~。って感じです。
酢酸ニッケルってなんですか?希硫酸(あるいは硫酸)って一般人が手に入れれるんですか?ってな具合で必須アイテムの入手の段階でげんなりする感じでして、ま~そのうちに~・・・。っと、思っていたところ!!
いつのまにやらオリジナルマインド社からアルマイトキットが!!
http://www.originalmind.co.jp/products/as
渡りに船とはこのことか!・・・が、値段がねぇ。すこし悩む。
・・・結論からいうと買ったんですけどね。
だってね、楽だもの。キットと名のつくすべてが。うん、そういうの大好き。
先週中ごろキットが届き、昨日試してみました。オリジナルマインド社の説明書どうりに作業を進める。・・・だけ。
とりあえずそこらに転がってた、A2017とA5056の端材を実験台に。
上がA5052下がA2017。
シュワシュワと泡が立ち、なんともあっけなく上手くいきそうな雰囲気ぷんぷん!アルマイトがかかりにくいとされるA2017の方がシュワシュワしてる不思議。
まあ、案外あっさり出来そうな感じが漂ってきたので作った部品にアルマイトをかけるべく準備を開始。
染色処理や、封孔処理なのもあるのですが画像を撮り忘れました。そんなわけで・・・ハショります(爆)
そんなわけで自家アルマイト処理完了!
右からA2017(黒)、A5056(黒)、A5052(黒)、A6063(青)です。
どういうわけか、普通にA2017にもアルマイトがかかったような感じです?2000系はアルマイトかからないとの前評判だったのですが・・・。
もしかすると5000系の端材をA2017と勘違いしたのかもしれません。ワタクシの事だから大いに有り得ます。ですが泡の出方は5000系とは明らかに違いましたし、我が家にはアルミ丸棒は今のとこ5000系と2000系しかないはず・・・。
まあ、それはまた検証するとして次につながる良き失敗をご紹介!
1本の同じ材料から切り出した物から削りだした二つのパーツ(大きい方)。材料は一緒。同時に電解液につけたので条件も一緒。なのに明らかに色の染まり方が違う。
これはおそらく、一個は3つのねじ穴にアルミ線の接点を取ったのに対して、途中めんどくさくなってもう一個の方は2つのねじ山からしか取らなかったのが原因かと思われます。
加えて、針金にちょこんと付いてる小さい方の部品は表面積に対してアルミ線の接点が多いためかより濃く色が入ってます。
そんなわけできっちりと電気が流れる道を確保してやらねばならん!と今回のまとめ。
今回ちと残念な物も出来てしまいましたが、それは自分が使う物だったので無問題。
真ん中の黒いヤツは頼まれ物だったんですが綺麗に出来たので結果オーライ。
そこら辺を踏まえて次回施工します!
青いのはCNCフライスのバックラッシュを小さくしたいが為に製作したステッピングモーターを取り付ける為の物です。
まだ動かしていませんが、カップリングがくるくる回るのが見えてカッコいい予定。
ベアリングホルダー(黒いヤツ。材料はS45C)も製作しました。ダブルベアリング仕様でバックラッシュ低減を目指してます。これら二つのパーツは本職用の高剛性、高出力、高精度の汎用機(旋盤、フライス)を借りれる機会があったので製作した物です。卓上機でも作れるとは思いますが、卓上機で作るならもっと製作が楽に出来る形を取ったと思います(笑)本職用の汎用機は製作の難易度をガンっと落としてくれました。
またコツコツ更新していこうかと思いますので、よろしくお願いします!
2012-03-18 14:41
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コメント(4)
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おかえりなさい!
ちっこい車載カメラを入手したのですが、
バイクに取り付けるステーをどうしようか悩み中。
そのうち発注するかも…!
by わっきぃ (2012-03-24 14:06)
わっきぃ さん
ステーとかあまり精度のうるさくないパーツはイージーかと、ご検討よろしくです!
by ケロ (2012-03-24 17:12)
封孔処理には何の液を使えばいいのでしょうか?
by 本田 (2013-01-10 17:00)
本田さん
はじめまして!
自分が調べたとこによりますと酢酸ニッケル、ホウ酸の水溶液を使うようです。オリジナルマインドの封孔剤には物質名が書いてないのでなんともなのですが・・・。
by 子午線ライダー (2013-01-15 20:20)